【飲食人の基本】席次クイズ! - 上座と下座、ばっちり答えられる?

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接待や飲み会利用のお客様が着席する際に気にされるのが、「席次」。

入店されるとすぐに「上座」と「下座」を確認し、席順を決められているお客様も少なくはありませんね。

 

ところで!飲食人の皆様は、上座と下座についてきちんと把握されていますか?

 

 

そもそも上座と下座とは?

座席の優劣の順番のことを「席次」といいます。

そのなかで「上座(かみざ)」とは、目上の人やゲスト、接待される側が座る席のこと。主に床の間の前などのいちばん位の高い席や、入口から遠い奥の心地よい席とされています。

 

それに対する席が「下座(しもざ)」となり、主に出入り口に近い席とされています。

一般的に出入口に近い席に座る人は、お店の人とのやりとりなどを請け負う立場になりやすいため、落ち着かない席と見なされるためです。

 

 

キホンの法則

基本的なルールとしては、入口から遠い席の方から「上座」となり、反対に入口に近づくほど「下座」となります。

下の図のような席があるとすると、一番の上座は出入口から一番遠い1番の席であり、数字が大きくなるほど下座となっていきます。

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ただし、お部屋に床の間がある場合。

床の間の正面(掛け軸など飾られているところ)に近い方が上座になるというルールが優先されます。

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上の図のような場合、床の間側が上座側、出入口側が下座側になります。

最上席は床の間の正面。よって一番位の高い席は、床の間側の真ん中の席になります。

そして、出入口から遠いほど位が高くなるルールにも従いながら、席次が決まります。

 

 

では、次のような場合、席次はどのような順番になるでしょうか?

一番位の高い位置、一番心地よく楽しめる席が上座になることを思い出して、回答してみてくださいね。

 

 

ケース別、席次クイズ!

①床の間がある個室

テーブルに対して、床の間が直角の位置にある場合の席次はどうでしょうか?%e5%ba%8a%e3%81%ae%e9%96%93%ef%bc%92

②カウンター席

接待されるお客様がお一人、おもてなしする側のお客様がお二人いらっしゃるとします。カウンターに並んで着席する際の席次はどのようになるでしょうか?

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③円卓

中華料理店などでよく見かける円卓。これを囲んで着席する際は、どのような席次になるでしょうか?

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以上3つの席次クイズ、みなさん回答できましたでしょうか?

では!答え合わせです。

 

 

正解は…!

①床の間がある個室

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床の間の正面に一番近く、出入口から一番遠い席が最上席。

そして、出入口から遠いことよりも、床の間に近いことの方が条件として優先されるので、2番の席は1番の向かい側になります。

床の間から遠く、出入口に一番近い席が末席です。

 

 

②カウンター席

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出入口から離れている方が上座、というのが基本の条件でありました。

しかし、1名の方をカウンターで接待する場合はこのような席次になります。

接待される方が端になってしまうより、真ん中に座っていただいた方が会話を盛り上げることができるからです。

 

 

③円卓

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円卓の場合も、最上席はもっとも出入口から遠い席。

そこからは、1番の席からみて左席→右席の順に、また出入口に近づくほど職位が下がっていきます。

日本の伝統礼法の一つに「左上右下(さじょううげ)」というものがあり、当事者から見て左の位置の方が上位になるためです。

やはり末席は出入口に一番近い席になります。

 

ご紹介したケース以外にも、景色がきれいに見える席の方が上座とされたりする場合もあるので、気を付けましょう。

 

 

提供するのは上座から

接待で利用するお客様が多いお店では、お料理の提供順も特に気を配られているかと思います。

提供する順番がめちゃくちゃになってしまい下座から出してしまったとしたら、おもてなしをする側のお客様は焦ってしまうでしょう。

できるだけ、お料理を提供する際は上座からです。

 

逆に、コース内容の確認やお会計など、お手間をかけることは必ず下座のお客様にお声掛けしましょう。

 

お客様は何を目的にお食事にいらっしゃったのか。それを理解しお客様の気持ちに寄り添うことが、サービスを行う上で大切なことですね。