スタッフを伸ばす「褒め育」のススメ -褒め下手さんでも大丈夫!4つの秘訣をご紹介!

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みなさんは日々、どのように部下や後輩のスタッフを指導していらっしゃいますか?

スタッフ育成のためには、もちろん注意することも必要ですし、時には強い口調で伝えた方が効果的なケースもあると思います。

 

しかし、やはり人間という生き物は、褒められるとやる気がでたり、モチベーションがあがったりするものなんです。

 

ほめられるとやる気が高まる人は8割!

飲食業に限った調査ではありませんが、2014年5月20日に株式会社サーベイリサーチセンターが発表した『職場における「 ほめる効果 」に関するアンケート』によると、「ほめられるとやる気が高まるか」という問いに対して、高まる・やや高まる人が合計で80.2%も占めていることが分かりました。

多くの人が褒められることでモチベーションがアップするということが分かりますね。

褒めるデータ

逆に、「叱られるとやる気が高まるか」という問いについて。

この問いではなんと、高まらない・あまり高まらないという回答の合計が70%も占めていました。

指導する上では時に叱って教えることも必要だと思いますが、モチベーションが上がるかという点については約7割の人に有効的ではないことが分かりますね。

叱られるデータ

 

このように、スタッフのやる気を高めてあげるということにおいて、「褒める」という手段はとても効果的なことが分かっています。

 

しかしながら、みなさんのなかには、上手い褒め方が分からない、褒めるのが苦手、という人もなかにはいるのではないでしょうか?

また、お店のベテランの方であれば、後輩スタッフの欠けているところしか見つけられない、まだまだとしか思えない、という人もいるのではないでしょうか?

 

そこで今回は、褒め下手な方に是非お伝えしたい4つの秘訣をお伝えいたします。

 

 

スタッフを褒める4つの秘訣

 

1.そのスタッフの過去と比較してみる

例え実力不足な点が多いスタッフだとしても、日々の経験によって、入店当初からできるようになったことが必ずあるはずです。

自分や周りのスタッフと比較するのではなく、そのスタッフの過去の姿と比較すれば、その成長を褒めてあげることができます。

例:

「入店当時よりも笑顔で接客できるようになったね!」

「○○さん、最近オーダーミスがなくなったね!」

 

 

2.短所の裏返しは褒めポイント

人間だれしもが長所と短所をもっていますね。

その長所と短所は表裏一体で、見方や表現の仕方によっては逆の意味としてとらえることができます。

この原理を利用して、短所をあえて褒めポイントとして探すことができますよ。

 
また、この表現は褒めることだけでなく、「もっとこうしてほしい」と注意する際の前置きとしても有効的です。

例:

・仕事が遅いスタッフの場合

「○○さんはとても仕事が丁寧で素晴らしいね!」

「その丁寧さを保ちながらスピードをつけられると、さらによくなるね!」

 

・協調性がないスタッフの場合

「いつも作業に集中できているね!頑張っているよ!」

「その持前の集中力を困っているスタッフにも向けてもらえてフォーローしてもらえたら、さらに助かるからよろしくな!」

 

 

3.他人から聞いたことをいってみる

お客様や他のスタッフが話していた良い評価は、是非そのスタッフにも伝えてあげましょう。

恥ずかしがり屋で直接褒められることが苦手なタイプの人には、この方法は特に有効的です。褒められて嬉しくない人はいませんから。

 

また、あなたが頑張ってくれているおかげでお店が良くなっているという意味を込めて、お礼の言葉を付け加えることも素敵だと思います。

例:

「お客様が君の接客がとても爽やかだって話してたよ!」

「調理場の人が○○さんの気遣いにいつも助かるって言っていたよ!いつもありがとう!」

 

 

4.表彰制度をつくってみる

会社やお店のなかで表彰制度を立ち上げて、オフィシャルで褒めるという手段もあります。

業績や勤怠に関するものや、アイディア提案力などに関する賞など、色々な賞が考えられると思います。

なるべく幅広い分野から沢山のスタッフを表彰できるようにすると、より効果的な制度になるはずです。

 

 

大切なのは観察力!

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以上の4つの秘訣をご紹介いたしました。

①~③については個人ですぐにでも実践できる秘訣できるので、是非活用してみてください。

④については社内や店内で検討が必要だと思います。チーム全体に褒め文化を浸透させたいとお考えできたら、是非ご提案してみてはいかがでしょうか?

 

そして①~④を行うにあたって、つまり「褒める」ために必要なことがあります。

 

それは、スタッフを日々観察することです。

日々の仕事の様子、行動を観察することでしかスタッフの良いところは見つけられません。

 

上の立場になるほど、統率力、管理能力などたくさんの力が求められてきますが、そのなかの一つに「観察力」が挙がることも意識していきたいですね。

 

 

[参考資料]

「職場における「 ほめる効果 」に関するアンケート」

株式会社サーベイリサーチセンター

https://www.jmra-net.or.jp/pdf/document/membership/release/20140521SRC.pdf