コーヒー業界に「フォースウェーブ」到来?! - 第4の波は諸説あり!【2016年トレンド予想】

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昨年2015年にトレンドとなったコーヒー業界の「サードウェーブ」。

アメリカのコーヒー文化における第3次ムーブメントが日本でも広がりをみせ、『ブルーボトルコーヒー』の日本進出を中心にコーヒーの新たな楽しみ方が広がりました。

そして今年、2016年。巷では「フォースウェーブ」第4の波が来るのでは?!と、既にさまざまな説が唱えられています!

 

 

そもそも今までのウェーブとは?!

 

ファーストウェーブ

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http://lohaco.jp/product/8311704/

19世紀後半から1960年代頃にかけての、コーヒー大量生産・消費の時代のこと。流通の発達により安価になり、コーヒーは一般家庭でも楽しまれるようになりました。

Folgers(フォルジャーズ)」や「Nestle(ネスレ)」などのブランドによるインスタントコーヒーが登場したのが、この時代です。

 

 

セカンドウェーブ

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http://www.tokyohacker.com/business/us-wifi/

1960年代頃、シアトル系コーヒーチェーンを筆頭に、深煎り高品質の豆を使ったコーヒーが広まった時代のこと。

エスプレッソやラテなどのアレンジコーヒーの飲み方が広まったのも、ブランドロゴのはいったカップを持ち歩くのがファッションのひとつと見なされ始めたのも、この時代から。

日本でも大人気の「Starbucks(スターバックス)」が代表的なブランドです。

 

 

サードウェーブ

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http://www.fashion-press.net/news/gallery/13167/229019

1990年代後半からの時代のことで、ポートランドから発信されたといわれている新しいコーヒー文化。豆の品種や生産地に注目し、その個性を最大限に引き出す淹れ方を追求する時代です。

この時代で重要視されてきたのが、流行していた「ブレンド」に対し、1種類の木から収穫されたコーヒー豆だけを使用する「シングルオリジン」であること。そして、豆の個性を損なわないよう必要な分だけローストする「浅煎り」が美味しいコーヒーであると定義付けられるようになりました。

 

また、コーヒー豆をとりまく環境、生産の段階からお客さまに味わっていただくまでの全ての工程を徹底的にこだわり管理した、高品質な「スペシャルティコーヒー」にも注目されるようになります。

代表的なブランドは、20152月に日本初上陸した「ブルーボトルコーヒー」です。

 

 

そしてフォースウェーブはどんな波?!

第1、第2、そして第3の波とコーヒー業界のトレンドが米国で湧き上がり、日本も大きな影響をうけてきました。

では、次にくると騒がれ始めた第4の波「フォースウェーブ」とは、どのように予想を立てられているのでしょうか?

 

 

1.生産者と消費者が直接つながる時代説

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もともとは作家で、コーヒー好きが高じてコーヒー評論家となったケビン・シノットさんは、豆の生産者と消費者が直接つながるのが第4の波ではないか、とお話しているそうです。

「農家が野菜を直送するように、消費者はどこでだれが育てたコーヒー豆かを調べ、その物語とともに味わうような日がくるのではないか」

参照:http://withnews.jp/article/f0150207000qq000000000000000G0010801qq000011502A

もしこのような文化が根付いたら、消費者は直接生産者とコンタクトをとり、鮮度の良いお気に入りの豆を気軽に手にいれられるようになり、家飲みコーヒーがおいしいのが当たり前な時代に突入しますね!人気になった豆は「お届けまで数カ月待ち!」なんていうことも起こってくるかもしれません。

 

 

2.サードウェーブ+コミュニケーション時代説

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サードウェーブコーヒーの日本での先駆けと言われるのが「猿田彦珈琲」。

店主の大塚朝之さんは、お店でのコミュニケーションを大切にするという「フォースウェーブ」を日本から発信していくことを目指されているようです!

お店のスタッフとお客様の交流、そしてお客様同士が交流できるきっかけを、高品質なコーヒーを通じて提供していきたいとお考えとのこと。

「一番心がけているのは真摯なコミュニケーション。その先に日本発のフォースウェーブがある。」

参照:http://www.huffingtonpost.jp/digital-board/sarutahiko-coffee_b_6851944.html

もしこのような流行が広がれば、カフェやコーヒースタンドは、一人でゆっくり味わう場としてよりも、コミュニティーの場として活用されることが多くなってくるかもしれませんね!

 

 

3.最新テクノロジー活用時代説

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http://techon.nikkeibp.co.jp/atcl/column/15/330643/091700001/?P=2

こちらの説はサードウェーブの特徴であるハンドドリップとは反対に、最新のテクノロジーを駆使したコーヒーメーカーやエスプレッソマシンによるコーヒー文化が流行するのではないかというもの。

近年、既にそのようなマシンも開発されてきており、アメリカのBLOSSOM COFFEE(ブロッサム・コーヒー)社では、水の温度を1度単位設定し、豆によって最適な抽出時間や温度をレシピとして保存することもできるコーヒーメーカーを開発したとのこと。

 
また、なじみの深いStarbucks社では、豆の個性を損なわないようデジタル制御機能が備わった専用のコーヒーメーカー「Clover(クローバー)」を取り入れ、「Starbucks Reserve」という高品質のコーヒーを提供するサービスを既にはじめているといるようです。

もしこのような機械がたくさんのお店で使われるようになれば、どこでも高品質が保証されたコーヒーを楽しめるようになりますね!

 

 

さらに広がるコーヒーの世界!

3つの説をご紹介いたしましたが、それぞれ方向性が異なる説ですね。

1は家飲みコーヒー充実の流行、2はコーヒーショップのスタンス変化、そして3は科学を活用した時代にはいるとの予想でした。

みなさんはどのような予想をされますか?

 
深く語れるコーヒーの世界。いずれの波がきても、2016年さらに面白くなっていきそうですね!