飲食店繁盛のカギはアルバイト育成にあり!! - 業界初のVR研修プログラムも誕生!

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飲食店のビジネスモデルにかかせないのが“アルバイトスタッフ”。

課せられる責任は正社員の方と比べると小さくなるとは思いますが、基本的には同様に調理・接客のお仕事をお任せしているお店がほとんどです。

正社員の方がお店のマネジメントに注力されるお店の場合は、むしろアルバイトスタッフのほうがお客様と関わる時間が多いかもしれません。

 

そのアルバイトスタッフへの指導内容や研修方法はお店によって実にさまざまですが、「どのように接客(作業)をするか」というようなテクニカルな教育だけをするお店も少なくないように思います。

そのようななか「アルバイトは最大の営業マン」と考え、お店・会社の魅力を理解してもらうため、現代テクノロジーを屈指したアルバイト研修を開始する企業も出てきました。

 

 

VRでアルバイト研修!

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居酒屋『塚田農場』を全国に約200店舗展開する株式会社エー・ピーカンパニー(東京都港区/代表・米山久 氏)は、飲食業界で初となるVR(仮想現実)を使用した研修プログラムを2017年7月9日より開始することを発表しました。

 

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http://www.tsukadanojo.jp/

 

『塚田農場』は「生産者とお客様を繋ぐ居酒屋」をコンセプトに掲げ、自社養鶏場で地鶏を育てる現地社員や食材を提供する農家の方々の想いをお客様へ伝えることにも力をいれている業態です。

同社の考えは、もっともお客様に触れる機会が多いのはアルバイトスタッフであり、飲食店の最大の戦力になるということ。

そこで今回、所属する4,658名のアルバイトスタッフ(2017年7月11日現在)に向けて、これまで社員向けに行ってきた養鶏業・加工業見学をリアルに体験し、生産者の想いや素材の価値を伝える役割であることを認識してもらうためのVR研修を開発されました。

約4ヶ月の製作期間、500万程度の費用をかけて制作されたようです。

 

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VR研修のテーマは、産地養鶏場や加工センターである“食の6次産業化モデル”の疑似体験。

地鶏農家の鶏舎でのお仕事の様子、加工センターでの放血の様子までもありのままに、“生き物が食べ物に変わる瞬間”を映像と音声でリアルに体験できる内容になっているようです。

 

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VR映像の中には、放血の場面など血が飛んで来たりするようなシーンも存在します。

このようなシーンもあえて導入したのは、これまで実際に現地を見学した社員の方々に、生産者への感謝の気持ちやビジネスモデルへの理解が高まった様子があったことからということでした。

 

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VR研修を体験した同社のアルバイトスタッフの方々からはこのような感想が!

「リアルに放血の場にいるかのように感じました。」

「全国のアルバイトさんにも体験してもらえば、もっと一人ひとり、よりよい接客ができたりとか、もっとお客様が美味しく食べてもらえる方法をちゃんと考えるのではと思いました。」

「普段が部位ごとに店舗には送られてきていて、いろんな人によって鶏が加工されていることを理解することができました。」

 

 

アルバイトは最大の営業マン!

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「オーダーをとってお料理を運ぶだけでOK。レシピ通りに料理をつくればOK。」と、アルバイトの方へお仕事をお願いするお店もあります。

しかし、必然的にお客様に多く接する立場なわけですから、お店やお料理の魅力、そしてお客様に美味しくご提供できるまでのストーリーをお伝えすることが、ひとつの大きなミッションではないでしょうか。

本質的な自分自身の役割を理解しているアルバイトスタッフが所属されているお店は、やはり最強だと思います。

 

企業やお店によって、育成にかけることができる費用や労力はもちろん異なります。

しかし、その制限のなかでも、きっと工夫できることがあるはずです。