素晴らしい接客は、確かな“技術” - 全国大会を取材!審査基準は、また逢いたい。

お店の顔である、サービススタッフ。

シェフが美味しい料理を作るように、かたちにしたものを評価される仕事ではありません。

もしかしたら一見簡単そうで、誰でもできる仕事のように見えるかもしれません。

 

しかしながら、その道のプロになった人の背景には多大な努力と知識、経験が必ずあります。

そして積み重ねられてきたそれらは、かけがえのない確かな“技術”なのです。

 

2017年3月15日、その技術を競いあう『第12回S1サーバーグランプリ全国大会』がメルパルク東京にて開催されました。

 

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S1サーバーグランプリとは?

「また会いたいサーバー日本一」を決める大会。サーバー(飲食店のサービススタッフ)の地位向上・サービス技術のレベルアップを目的とし、《NPO法人繁盛店への道》が一年間かけて各地の審査を運営します。

全国10地区にて1次審査、2次審査、地区大会が行われ、地区ナンバー1に輝いたサーバーが全国大会に出場。サービス全国ナンバー1が決定されます。

 

 

いざ審査へ!

見事全国大会に進んだファイナリストは12名。大勢の観客の前で、順番に3つの審査を披露していきました。

 

クイック審査

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まず行われたのは、当日その場で発表される3つのお題(あるシュチュエーション)に対し、どのように対応するかを口頭でそれぞれ1分以内に回答するという審査。

ちなみに今回お題とされたシチュエーションは、『お料理に髪の毛がはいっているとお客様に言われました』や『お客様が帰られた後、すぐに携帯電話の忘れ物を見つけました』など。素早い判断力が試されます。

その後、自分が得意とするフリーロールプレイングを1分以内で披露するという審査が続きました。

 

 

規定審査(選択シチュエーション)

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続いては、3つのシチュエーションから1つ選択し、主催側が用意したお客様役への接客を5分以内で対応するという審査。

用意されたシチュエーションは、『クレーム』『お客様同士のトラブル』『無理難題』の3つ。

どのシチュエーションも共通し、あちらのテーブルから呼ばれたと思えばこちらのテーブルからも呼ばれるような状況が繰り広げられます。

 

 

スピーチ審査

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最後の審査は2分間以内のスピーチ。

テーマは、『サーバーとして、飲食業の素晴らしさを、あなたが最も伝えたい方に語りかけてください』。

ファイナリストそれぞれが大勢の観客の前で熱い想いを言葉にし、感動を湧き起こしました。

 

 

優勝者決定!

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見事日本一を勝ち取ったのは、関東地区代表の園田玲花さん(九州熱中屋上野LIVE)。

日々の営業のなかで培われた人一倍丁寧な接客技術、愛嬌と元気いっぱいでお客様に楽しんでもらおうとする姿が大変評価されました。

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そして今年初の審査員特別賞は、同じく関東地区代表の沢井彩さん(絵本の国のアリス)。

コンセプトレストランからの初の全国大会出場・受賞とのこと。全てのお客様へ完全な接客を目指す姿に、とても安心感を持つことができるサーバーさんです。

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誰でも輝ける!チャンスがある!

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今回、各地区の代表・ファイナリストサーバーとして出場されていたのは、22 歳から60歳まで。

年齢も性別も全く関係ない。やる気と努力次第で、誰だって、いつからだって、そしていつまでも現役で。

たくさんの「ありがとう」を身近で感じながら輝けるのがサーバーの仕事なのだと、改めて実感しました。

 

12名の方々それぞれに、また会いたくなりました。

 

[参考サイト]

NPO法人繁盛店への道 公式サイト

http://hanjyoten.org/