お客様へメニューをオススメする際の味の表現方法を伝授! ― 「おいしいですよ~」だけで終わらせるのはモッタイナイ!

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「おいしい」のは当たり前!

メニューやPOPに商品を掲載する時、また、お客様からオススメを聞かれた時、どのようにそのお料理の味を表現していますか?

 

せっかくの自慢の料理やドリンクを「おいしいですよ。」という一言だけの説明で片づけてはいないでしょうか?

 

お客様は美味しいものを求めに飲食店に来ているのですから、「おいしい」のは当たり前!

求めてられているものは、注文を検討するための一言でわかりやすい商品の説明なのです。

 

 

大切なのは、「おいしい」という具体的な感覚を想像してもらうこと

なぜ「おいしい」という言葉がいけないかというと、とても抽象的な表現だからです。

お客様が知りたがっているのは「どのように」おいしいかということ。

食べてみないとわからない、といってしまってはそれまでです。

 

今回は、お客様に注文を検討してもらうため、そのメニューの「おいしさ」を魅力的に伝える方法をお伝えいたします!

 

 

「おいしさ」を魅力的に伝える方法

音を使っておいしさを表現してみる

そのメニューを作っている時の音、もしくはそれを食べる時の音。それらの音にはおいしさを想像させるパワーがあります。

 

例えば、長時間煮込んだスープ。「コトコト煮込んだスープ」と表現することで、時間をかけておいしいものが出来上がっているイメージが想像できます。

また、ステーキが出てくる時の「ジュー」といった音。これも音だけで、肉汁が溢れ出ているシーンを思い描くことができます。

 

このように一般的においしいそうと感じさせる音を用いることで、そのメニューのおいしさをイメージさせることができます。

 

 

香りでおいしさを表現してみる

人間の五感のなかで一番強力とされている、嗅覚。

ベーカリーショップの横を通りかかった時、その香りに魅了されて思わずお店にはいってしまうことは、誰もが経験したことがあるのではないのでしょうか。

 

この香りが持つ力を借りることで、そのおいしさを想像してもらうことも方法の一つです。

 

香りそのものは聞こえるのものではないので、音のように言葉で表現できません。

しかし、このようにおすすめすることができます。

 

「ガーリックオイルが焼けた香ばしさのある、おすすめのポテトフライです」

「フルーツの甘酸っぱい香りが広がる、おすすめの紅茶です。」

 

2つの例は、一般的においしいとされる香りを代名詞として用いています。このように香りの例えを付け加えることで、お客様においしいを想像させます。

ただオススメするより何倍も、そのメニューの魅力を伝えることが可能です!

 

 

一緒に飲食すると美味しいものを付け加える

例えば日本酒をおすすめされる際、このような表現をよく聞きませんか?

「サラリとした味わいがあります。」「キメの細かい味わいです。」

果たしてこのような表現だけで、味を知らない人がそのおいしさを想像することは容易なことでしょうか?

 

このように微妙な味の違いがおいしさとなるものについては、一緒に飲食するとおいしいものを提示し、そのシーンを想像させてあげることが有効的です。

例えば、このような説明になります。

 

「こちらの日本酒はサラリとした味わいがあります。白身魚のお刺身と一緒にお召し上がりいただくのがオススメです。」

「キメの細かい味わいのある日本酒でして、実はビーフステーキにも合いますよ。」

 

このように、その商品をおいしく召し上がってもらえるシーンを説明してあげることが、お客様にとって注文する際の判断材料になります。

 

 

ポイントは、皆が共通して「おいしい」と想像できるキーワードを使うこと

これまでお伝えした方法は全て、何かしらのキーワードを用いることでお客様へおいしさをイメージさせています。

 

このキーワード選びが非常に重要で、万人が共通に「おいしい」イメージをもつキーワードを選ぶことがポイントになります。

 

逆をいうと、オススメするメニューに合うものを提示する際に、あまりにもマイナーなメニューとの合わせ方をオススメされたとしても、お客様はおいしいと感じているシーンを想像することができません。

 

また、香りに関しても「爽やかな香り」「芳醇な香り」といった曖昧な表現も、人によって想像するものがバラバラであり、共通した具体的なおいしさを想像させることができません。

 

万人が共通して同一のイメージを持つことができるキーワードで「おいしさ」を表してあげることが、うまく伝える秘訣です。

 

お店の自慢料理の「おいしさ」をお客様へ伝えるにはどう表現したらよいか、スタッフみんなで改めて考えてみるのも良い勉強会になるかもしれませんね。