2016年外食キーワードはこの5つだった! - 『外食アワード表彰式』をレポート!

昨年2016年、飲食業界にとってどのような一年だったと感じましたか?

新たな流行の誕生、和食の海外進出、そして深刻な人材不足問題。ニュースやSNSでさまざまなことが話題にあがりましたね。

 

そんな2016年に活躍した外食関係者を表彰する、外食産業記者会制定の『外食アワード2016』表彰式が2月22日に東京・日比谷にて開催されました。今回は5氏1団体が受賞という結果に!

また、外食業界からみて2016年はどんな年であったか、どんなことが話題になったのかを象徴する『2016年外食キーワード』の発表もありました。

 

今回はこちらのレポートをお届けします!

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外食産業記者会とは?

外食産業の健全な発展に寄与する報道集団として昭和54年に発足。現在24社で構成し、ニュースリリース投稿システム、共同記者会見、外食アワードなどを主な活動としています。(外食産業記者会サイトより引用)

 

『外食アワード』とは?

外食産業記者会加盟社の登録記者すべてが参加し、「外食産業界でその年に活躍した人、話題になった人」を毎年選び、それぞれ紙(誌)面を通じて受賞者を報道し、後日、栄えある表彰式を行います。(外食産業記者会サイトより引用)

 

第13回目の開催となる今回の表彰式。

まずは見事『外食アワード2016』を受賞された方々からご紹介します。

 

 

外食アワード2016受賞者

気になる《外食事業者部門》の受賞はこちらの3名の方々でした。

 

白井興胤氏(株式会社コメダホールディングス・代表取締役)

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主力ブランドである「珈琲所 コメダ珈琲店」を中心に郊外型喫茶チェーンのビジネスモデルを先駆けてつくり、事業規模を拡大。

2016年には東京証券取引所第一部に上場。同年8月には国内700店舗を達成されました。

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https://www.facebook.com/komeda.coffee

 

 

金子源氏(株式会社アクティブソース・代表取締役)

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運営する大衆居酒屋「晩杯屋」が絶好調。

圧倒的な安さを実現する仕入力で、これまで多店舗化することの難しかった「センベロ」(千円でベロベロに酔える低価格の店)業態のチェーン店化を進め、2017年1月末で23店舗まで展開されました。

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http://active-source.co.jp/about/

 

 

増田昭氏(有限会社アール.アンド.ビー守破離・代表取締役)

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ローストビーフ丼とアメリカンステーキの「Red Rock」を全国9店舗展開。

ダイナミックに演出された「ローストビーフ丼」はSNSで注目を集め、肉業態が好調な市場で新たなヒットコンテンツとなりました。

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https://tabelog.com/tokyo/A1305/A130503/13172881/

 

 

また、《中間流通・外食支援事業者部門》では、風戸正義氏(国際すし知識認証協会・代表理事)山縣正氏(全国すし商生活衛生同業組合連合会・会長)の2名が受賞。

「すし知識海外認証制度」の立ち上げや、世界各国のシェフが集って寿司の調理衛生技術を競う「ワールドスシカップ」の開催など、海外における、すしの調理衛生技術の向上に貢献されました。

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http://worldsushicup.com/track2016/

 

 

そして《特別賞》として、さいたまヨーロッパ野菜研究会が受賞。

さいたま市のレストラン事業者が立ち上がり、行政等のバックアップを得ながら、地元の種苗メーカー、生産者、物流業者とパートナーシップをとり、ヨーロッパ野菜の生産と普及を推奨。地産地消、農相工連携のモデルケースとして成長されています。

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https://saiyoroken.jimdo.com/

 

以上の方々、団体が受賞となりました。

 

 

2016年外食キーワードはこの5つ!

そして気になる「2016年外食キーワード」の発表。

選ばれたキーワードはこちらの5つでした。

 

「ローストビーフ丼」

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ローストビーフ山盛りの迫力ある丼ぶりがSNSで話題沸騰。多数のメディアに取り上げられ、ローストビーフ自体を再評価するきっかけにもなりました。

 

 

「フォトジェニック」

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フェイスブックやインスタグラムなどのSNSが一般化し、料理にも“写真映え”要素が求められるようになりました。

 

 

「パクチー」

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パクチーブームが到来し、「マニア」的に好きな層が増加。アジア料理が日本で受け入れられてきた象徴といえます。

 

 

「外国人雇用」

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人材不足で悩める飲食業界。多くの企業・店舗において、外国人を主要スタッフとして雇用することが当たり前となってきました。

 

 

「ロボット化元年」

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“ヒト”の動きを“機械”に置き換える動きが本格化したことを表すワード。飲食業界でも少しずつロボット化が始まっており、今後さらに大きく発展していくと注目されています。

 

 

以上5つが、外食産業記者会が選ぶ「2016年外食キーワード」でした。

 

 

引き続きSNSと人材不足の対策が重要に!

今回の表彰、キーワード選定において、特に2つの大きな時代背景があるように思えます。

 

一つ目はSNSの一般化。

注文した料理を写真におさめて発信する、という文化が出来上がってきました。

つまり、料理は味だけでなく、見た目がさらに重要視されるようになってきたということ。当分の間、商品開発時にはかかせないポイントになります。

 

二つ目は人材不足問題の深刻化。

業界全体でみても改善の見込みがなく、今後さらに大きな問題になることが予想されています。

どのように対策をたてていくかを早々に考えていく必要があります。

 

この2つについては引き続き、今年も注意するべきポイントになるでしょう。

そして、今年の飲食業界ではどのような流行が生まれるのか。来年の発表も楽しみですね。

 

[参考サイト]

外食産業記者会公式サイト http://www.g-kishakai.net/